(10/1~1/5まで)小坂みかん農園「みかん狩り」

冬になると贈答品としていただくことも多い「みかん」ですが、実は「みかん狩り」だからこそ食べられる甘いみかんがあります。
伊豆の国市小坂のみかんには、美味しいみかんができる条件が揃っています!
そんなみかんを探しに、今年の冬は家族で小坂の「みかん狩り」に出かけませんか?




◆とき/
2024年10月1日(火)~2025年1月5日(日)8時~16時
◆ところ/小坂みかん共同農園(伊豆の国市小坂1236)
◆入園料/
小学生~大人 500円
3歳〜未就学児 300円
※乳児は無料
※時間制限なしで食べ放題!
※プラス500円でみかんの詰め放題!
◆申込/個人の方は予約不要
◆限定イベント/「宝さがしゲーム」12月25日(水)まで
※みかんの木に隠されている「お宝プレート」を見つけると、素敵なプレゼントがもらえます。
さらに、お宝を見つけた方に抽選で箱詰めみかんをプレゼント!
◆備考/
トイレは、受付のある建物から駐車場を挟んで向かい側に公衆トイレがあります。

オムツ替えスペースは、受付のある建物内に多目的スペースがあります。
受付で伝えてから使用してください。
◆問合せ/小坂みかん共同農園
・電話 055-948-4141
・フリーダイヤル 0120-418-097

私が取材に行った日に出会った家族は、なんと埼玉から毎年のようにここに来ているそうです。
小坂みかん共同農園のみかんは、甘さが全然違うのだとか。
その理由を農園の方に聞くと、「温暖な気候」「火山半島ならではの水はけの良い急斜面」「降水量が少なく日照時間が長い」ことがポイントだと、熱心に話してくれました。
こんな身近に、こんなに価値のある場所があったなんて驚きです。


見渡す限り、みかん畑です。


埼玉から来た家族は、マイハサミを持参して来ていました。


みかんを食べた直後の、末っ子ちゃんのいい笑顔!

農園には鈴なりに実った、小さなみかんが目につきます。
つい、大きくて表面がきれいなみかんを選びがちですが、実はたくさんの小さな実がついている木のみかんの方が甘いのだそう。
店舗用や贈答用に作る、大きくてきれいなみかんは、実を摘果して数を減らし、十分な水分を与え育てます。
しかし、水分が多すぎると糖が増えずに淡白な味になるのだとか。
摘果せず、適度な水分不足のストレスを与えることで、小さいけれど実は糖を蓄えた甘いみかんになるそうです。
表面がゴツゴツしているみかんは「菊みかん」と呼ばれ、適度に水分が抜けていて甘みと酸味が凝縮された濃厚な味に!
「菊みかん」は条件が揃わないとできませんが、今年の夏は雨が少なかったので実っているそうです。
ぜひ探してみてください!


「菊みかん」
中袋の皮が薄くて食べやすいです。

教えてくださった農園の方は、「スジを取らずに袋ごと食べると、みかんの豊富な栄養を無駄なくとれますよ」と、美味しいだけではないみかんの栄養についても伝えてくれました。

家族みんなで美味しく食べて、元気にこの冬を過ごしたいですね!


こちらの農園は広い傾斜地で、段々畑のように約8,000本ものみかんの木が植えられていて、まるで迷路のように歩き回ることができます。
田方平野を見下ろすほど高く登ると、富士山が見えるかもしれません。


田方平野


この日は富士山が見えました!

日当たりが良いので、冬でもとても快適!
そのため、お弁当を持って一日中過ごす家族もいるそうですよ。
テーブルや椅子はないので、レジャーシートなどを持参すると良いかもしれません。
一部は車椅子が入れるように整備され、利用しやすいように低い位置に実がなるよう剪定されています。
今回の取材で、「みかん狩り」の魅力や価値をたくさん知ることができました。
ぜひ皆さんも、美味しいみかんと共に思い出に残るひと時をお過ごしください。